アンニョンハセヨ、今日は韓国語の文法についてです!
本日の文法:
(ㄹ/을)락 말락 하다
意味:~しそうだ、~しそうでしない、~するかどうか
ある動作や状況がほとんど発生しかかっているか、発生に非常に近い状態にあることを表します。
例文で見ていきましょう。
(ㄹ/을)락 말락 하다
앞의 여자가 상체를 숙이니 브라자가 보일락 말락 해서 계속 처다보게 된다.
前の女性が上半身をかがめたところブラジャーが見えそうになっており、ずっと見つめてしまう。
나뭇가지에 손이 닿을락 말락 한다.
木の枝に手が届きそうで届かない。
그녀는 내게 입술이 닿을락 말락한 거리만큼 가까이 다가와 속삭였다.
彼女は私に唇が触れるか触れないかという距離ほど近付いてきてささやいた。
저기 멀리 남산타워가 보일락 말락 한다.
あちらの遠くにナムサンタワーが見えそうだ。
*よく似た表現に、「 ~할 듯 말 듯」があります。
こちらも例文を見てみましょう。
앞에 계단을 올라가는 여자의 치마가 너무 짧아서 속옷이 보일 듯 말 듯 한다.
階段で前を上がっていく女性のスカートがあまりに短くて下着が見えそうだ。
그는 나에게 무슨말을 할 듯 말 듯 하다 말았다.
彼は私に何かを話そうか話すまいかしていたが話さなかった。
피사의 사탑은 넘어질 듯 말 듯 위태롭게 보인다.
ピサの斜塔は倒れるかのように危うく見える。
그 사람 이름이 생각날 듯 말 듯 기억이 나지 않는다.
その人の名前が思い出せそうな気がするが思い出せない。
まとめ
*この「락 말락 하다」と、「~할 듯 말 듯」どちらの表現も、結局のところある動作、状態が「起きてはいない」ことを表します。
‘브라자가 보일락 말락 하다’ というのは、ブラジャーが見えそうなものの、まだ見えてはいない、ということです。
ブラジャーがもしもう見えていたのなら ‘브라자가 살짝 보였다’ と表現されるべきです。
‘탑이 넘어질 듯 말 듯’ も、倒れそうなほどに見えるが結局はまだ倒れていないことを表します。
いかがでしたでしょうか。
本日もご覧いただき、どうもありがとうございますm(__)m。