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【韓国】韓国時代劇で学ぶ朝鮮の文化 ~女性の髪形 その1~

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アンニョンハセヨ、のび子です!

最近、のび夫さんが韓国ドラマの「哲人王后」にはまり、連日見まくっています笑。
私はチラ見程度なのですが…時代劇って、その華やかな衣装やヘアスタイルについつい目が行ってしまいます。

そんなわけで(?

今日は韓国時代劇を見ながら気になった、「時代劇に出てくる女性のヘアスタイル」について、少し調べてみたので、ご紹介したいと思います!

Contents

李氏朝鮮時代の女性の髪形

1)대수머리 テスモリ

*ドラマ「哲人王后」より*

テスモリは、王妃の髪型です。宮中の正式な儀式などでこの髪型にしていました。

トルジャムという装飾品やいわゆる簪(かんざし)をつけた「かつら」をかぶる形です。

ちなみにトルジャムとは上記の写真でも見られる、以下のような装飾品を指します↓↓

*한국민속대백과사전より*

このテスモリだけでなく、様々な髪型に使用されますb

2)어여머리 オヨモリ

オヨモリは宮中のウェミョンブ(外命婦)の髪型であり、王妃や王の娘、また女官の中でも位の高い者だけに許された髪型でした。ただ朝鮮後期になると一般人でも婚礼の際などにこのオヨモリにしていたそうです。

*ドラマ「王と私」より*

チョプチモリ(下記参照)を行った上にチョクトゥリと呼ばれる小さいクッションのようなもの(上記写真では鮮やかなピンク)を置き、カチェといわれる付け毛をぐるんぐるんと巻きます。

そしてかんざしで固定し、先ほど出てきたトルジャムなどで装飾を加え、完成!(重そう…

3)첩지머리 チョプチモリ

*ドラマ「哲人王后」より*

チョプチモリとは「チョプチ」と呼ばれる装飾兼固定器具を使った髪型です。

↑「タリ」と呼ばれる付け毛のついたチョプチ
*한국민족문화대백과より*

頭のてっぺん、髪の分け目にのっかっているものがチョプチです。
このチョプチ、身分によって素材や模様が違っており、たとえば王妃は竜の形のチョプチ、女官はカエルの形のチョプチをつけていたそう。

また、英祖の時代にカチェ(付け毛)禁止令が出た後はこのチョプチやチョクトゥリなどの使用が奨励されたそうです。(付け毛じゃなくて、こうした比較的軽量な装身具を使いましょう、ってことでしょうね)

4)얹은머리 オンジュンモリ

*50000ウォン札*

オンジュンモリは上記のシンサイムダンのように頭の回りに頭髪をぐるっと巻き付けた髪型です。地毛でする場合もあれば、カチェ(付け毛)でモリモリにする場合も。

妓生などのモリモリ頭もこのオンジュンモリの一種ですb

ただこの付け毛でモリモリ、が流行し、どんどん「モリ度」がアップしていってしまい…
付け毛の重さで首が折れたり(!?)、付け毛にお金を浪費する人が続出したりして結局は「付け毛禁止」となります。

まとめ

いかがでしょうか。

髪型にも時代や身分、オケージョンによって様々なものがあり、調べているととても面白いです。

他にも「未婚女性」の髪型等ありますので、続きはいずれ「その2」で記載したいと思います!

ご覧いただき、どうもありがとうございますm(__)m。

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